スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Motorsports Archive Vol.23
21520015.jpg

トヨタ91C-V

 全日本スポーツプロトタイプカー選手権(JSPC)に参戦したトヨタのグループCカー。前年型90C-Vからの大きな変更点はラジエターの搭載位置。90C-Vではサイドの位置していたものをフロントに変更。大きな変更とあって、デビュー戦はJSPC第2戦であった。
 ビジュアルで大きく変わったのはヘッドライト。4灯式から一つ目に変わっている。

21520017.jpg

 この91年はカテゴリー的に大きな分岐点となっていた。世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)の名称はスポーツカー世界選手権(SWC)に変わり、当時のF1と同じ3.5リッターNAエンジンを搭載するカテゴリー1がメインとなる。それまでのグループCカーは重量ハンデを付けることにより参加が可能で、これらをカテゴリー2と呼ぶこととなった。そしてSWCは全戦参加が義務付けられ、ル・マン24時間レースもこのSWCに組み込まれることになった。

 トヨタをはじめニッサンやポルシェ962Cを走らせるプライベーターは、重量ハンデを嫌いSWCとル・マンへの参戦を断念せざるを得なくなってしまった。
21520011.jpg

 それらのことからこの91C-VはJSPCに専念する。全7戦で行われたJSPCで3勝をあげたものの、ドライバー、メイクスタイトルともに僅差でニッサンに奪われてしまった。

 トヨタのグループCカーの系譜も事実上この91C-Vで終止符が打たれる。後に車名の系譜はそのままの92C-V、93C-V、94C-Vと登場するものの、それらは91C-Vの仕様を変更しただけにとどまった。
 時を同じくして91年からはSWCカテゴリー1用マシンの開発が行われていた。TS010と呼ばれたそのマシンは翌92年SWCに登場すると、小河等のドライブによってSWC優勝を飾るなど期待された。しかしこの年限りでSWCは消滅。この後トヨタがスポーツカーの世界で活躍するまでに、しばらくの時間がかかることになる。
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。